ニュース/ブログ 2月

オリオン座

 

久我山ピーコック駐車場壁面を飾るイルミネーションです。オリオン(ギリシャ神話の巨人)座は冬の夜空を代表する星座です。(212/2/18)

かた雪の朝

 

子どもの頃、一冬に1度か2度、2月の下旬で放射冷却でよく冷えて晴れた朝。雪の表面がカチカチに凍り、いつもは腰まで埋まってしまう雪原もわけなく歩けてしまう自然現象が起きました。食パンを厚めにスライスしトーストすると表面カリカリ、中フワフワになるでしょ。そんなものです。かた雪の朝、道ではないよその家の庭とか畑の上を歩いて道草くって登校しました。楽しかった! (2012/2/15)

大蔵村からの雪だより

 

山形県の大蔵村はひなびた温泉の里として知られていますが、例年にも増して今年は豪雪です。現在380cmですが、一時は400cm超の積雪を記録したそ うです。お隣の新庄市は大蔵ほど雪は積もりませんが、それでも今年は既に自治体の除雪費が2億円だとか。また個人的にも屋根の雪下ろし等でで出費もかさみ ます。毎年少なからぬ人が雪下ろし中の事故で亡くなったり怪我をしたりします。当然ながら雪国の人々にとって雪はメルヘンチックなものではありえません。 写真は大蔵村役場の長南正寿さん提供です。(2012/2/14)

昭和のすたるじーその1

 

写真は三鷹市商店街の外れに現存する貸本屋さんです。営業はしてないみたいですが・・・。昭和30年代には東京で4000軒ほどもあった貸本屋さんも、今はたったの4軒とか。昔はテレビ、今はゲームやケータイに押し出されて絶滅寸前です。(2012/2/10)

針供養

 

2月8日は「針供養」の日です。「えっ?何それ」。「むかしはね。みんな服や着物を家で縫ってこしらえていたのさ。靴下でもズボンでも穴が空けばツギをあ てて履いていたし。むかしのお母さんは家事がすべて終わった夜更けを針仕事の時間にあてていた。だからぼくの母も縫い物をしながらいねむりをしていた。と いうわけで1年に1日だけは針仕事を休み、折れた針などに感謝し供養し、そして裁縫(さいほう)の上達と怪我のないことを祈った。お母さんたちもこの日は 針仕事から開放されるし。2月8日はそういう日なのさ」。使い捨てがあたりまえの今ですから、針供養なんてとっくのむかしに廃れてしまったのかと思いき や、山形市のある和裁研究所の和裁士さんや専門学校の生徒さんたちはこの風習を守ってやっているそうですよ。(2012/2/6)

ドカ雪降り止まず!

 

「今朝、外に出ようとしたら、えらいことになってました。アパートの駐車場を出るところまでなんとか雪をかきわけて進みましたが。ひぇ~」と山形市在住の Sさんから写真添付のメールが届きました。山形市内でこんなに積雪があるのはまれなことです。写真は須藤久代さん提供です。(2012/2/2)

我が青春のスバル360

 

昭和30年代後半から、日本は高度経済成長の波に乗り躍進を始めました。新幹線が開通し、東名高速道路もできました。東京オリンピックが開催されたのは昭 和39年です。カラー・テレビの普及率が一気に上がり、女子バレーボール決勝・<東洋の魔女>vsソ連戦の視聴率はなんと80.3%にもなり ました。昭和42年にはクルマの保有台数が1,000万台を突破しました。当時ぼくはグラフィック・デザイナーで、富士重工のクルマの宣伝・広告の仕事に 携わっていました。下図は「スバル360」 のカタログの表紙デザインで、"ソラリゼーション"という印刷技術で処理しています。まだデザイナーとしても未熟でメカなどの知識も乏しく、シメ切りに追われデザイン・プロダクションの一室で徹夜で悩みながらレイアウトをしていたことを懐かしく思い出します。(2012/2/2)